アメリカの人気インフルエンサーランキング!人気の秘訣とは?
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インフルエンサーとは YouTubeやInstagramなどのSNSで、多くのフォロワーに影響を与える人物のことを指します。
日本でも馴染みのある「インフルエンサー」という言葉ですが、海外でも大変注目されています。
今回はアメリカの人気インフルエンサーを紹介し、その影響力の大きさやインフルエンサーがここまで重要視されている理由について、ご紹介していきます。
アメリカの人気インフルエンサーランキング
アメリカには国内に限らず、世界中で多大な影響力を持つインフルエンサーがいます。
今回はその中でも、ジャンルの異なる男女5名のインフルエンサーをご紹介します。
Zach King(ザック・キング)
Zach King(ザック・キング)はアメリカ人の映像作家で、TwitterやYouTubeなどで動画投稿を行なっています。
彼がまだ大学生だった頃に動画作りを開始し、以前はVineという動画共有サービス中心に投稿を行なっていたとのことです。
Vineとは、6秒動画がSNS上でループ再生されるアプリケーションで、日本人でもKemioがこのサービスを通して一躍有名になりました。
6秒でいかに視聴者に印象付けるか、というかなりテクニックが必要なSNSでしたが、現在は既にサービスを終了しています。
そんな彼の動画は、マジックバインズと言われる手品のような映像が話題となりました。
そのクリエイティビティは31歳となった今でも健在で、長年高い人気を保ち続けています。
現在、YouTubeのチャンネル登録者数は1100万人、Instagramのフォロワー数は2427万人と非常に高い数値を誇っています。(2021年5月30日時点)
各SNSでは彼の才能あふれるコンテンツだけでなく、奥様やお子さんとの仲睦まじいプライベートな様子も見られるため、そちらにも注目です。
YouTubeチャンネル:https://youtube.com/c/ZachKingVine
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/zachking/?hl=ja
King Bach(キングバッチ)
King Bach(キングバッチ)の名で知られるAndrew Byron Bachelorは、コメディアンから俳優、YouTuberなど幅広く活動しています。
最初はVineで人気を博し、2015年にはVine上のフォロワー数ランキングで1位を獲得しました。
また当時からYouTubeチャンネルも好評で、現在は248万人のチャンネル登録者数を保持しています。
ミュージシャンとしても活動している彼は、コンテンツの内容も多岐に渡り、ミュージックビデオから日常生活のVlog、コメディーまで数々投稿しています。
Instagramでも2000万人以上の方にフォローされていて、ついつい笑ってしまうようなおもしろ動画を発信しています。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/BachelorsPadTv/featured
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/kingbach/?utm_source=ig_embed&ig_rid=9133f0e4-8bc7-4cbf-9e33-31fabeabb541
Cameron Dallas(キャメロン・ダラス)
続いて紹介するのは、今や日本国内でも絶大な人気を誇るCameron Dallas(キャメロン・ダラス)です。
アメリカ・カルフォルニア州出身の彼は、高校生の時にSNSでの活動を開始しました。
InstagramやVineを通じて、その端正な顔立ちからは想像できない個性溢れる動画を次々と投稿し、ティーンの女の子たちを中心に一気にブレイクしました。
その後もソーシャルメディアだけでなく、より活動の幅を広げていき、2014年には長編映画の主演も果たしました。
他にも、数々の世界的ブランドのファッションショーにモデルとしてランウェイに登場するなど、ファッション業界でも大活躍しています。
2018年には日本を含むアジアにて本格的に芸能活動をスタートさせ、現在もアメリカ国内だけでなくグローバルに活動しています。
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/camerondallas/
Amanda Cerny(アマンダ・セルニー)
続いて紹介するのはアメリカの女性人気インフルエンサー、Amanda Cerny(アマンダ・セルニー)です。
アメリカのペンシルベニア州出身の彼女は、15歳からファッションモデルとしてキャリアをスタートさせました。
その後、Vineでの動画投稿で人気に火がつき、他にもInstagram、YouTube、Snapchatなど様々なSNSを通して発信を行なっています。
現在YouTubeのチャンネル登録者数は278万人、Instagramのフォロワー数は2496万人と数値からも彼女の発信力の高さと魅力が伺えます。
具体的な発信内容は、フィットネスや美容、健康についてなどがメインですが、どのコンテンツも説得力のあるものでファンの支持を得ています。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/amandacerny/videos
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/amandacerny/
Huda Kattan(フーダ・カタン)
続いて紹介するのはアメリカ・オクラマ州出身の女性インフルエンサー、Huda Kattan(フーダ・カタン)です。
彼女はメイクアップアーティストとしてキャリアをスタートさせ、その後美容ブロガーとして高い人気を獲得しました。
さらには、2013年に「HUDA BEAUTY」という化粧品ラインを立ち上げ、同ブランドは多くの著名人が愛用したことをきっかけに世界中で有名となりました。
現在は初期の頃よりアイテム数もファン数も格段に増え、世界的に人気ブランドへと成長させています。
彼女を一言で表すならば、インフルエンサーとして美容ビジネスを成功させた先駆者とも言えるでしょう。
最近の投稿はブランド製品の紹介がメインとなっていますが、Instagramのフォロワー数はなんと驚異の4865万人と、世界中の人から支持を受けていることがよく分かります。
彼女の影響力は絶大で、今後新たに展開される予定のアイテムにも沢山の期待の声が集まっています。
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/hudabeauty/?utm_source=ig_embed&ig_rid=1301a3ed-c515-4275-8c17-27891b218767
アメリカのSNSで影響力を行使するためのポイント
上記でご紹介したインフルエンサーたちは、それぞれのSNSサービスの活用方法に見合った投稿をすることで、多くの人に見てもらい、徐々に人気を高めていきました。
そして今では、インフルエンサー達は元々の本業だけでなく新たなキャリアを築き上げ、幅広く活動しています。
このようにインフルエンサー、そして彼らを生み出すSNSそのものは大変重要になってきています。
アメリカにおけるSNSの重要性を理解する
アメリカではYouTubeやFacebook、Instagramなど老若男女問わず誰もが利用するツールとして存在しています。
今では世界的に情報入手の方法がテレビ、新聞のようなマスメディアからスマートフォンとなり、多くの人はSNS利用によって情報を得ています。
それに伴い、広告もテレビCMのようなマス広告から、SNS及びインフルエンサーマーケティングのような広告が重要視されています。
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーの人気を利用して商品のPRを行うことですが、アメリカでもインフルエンサーによる広告が大きな市場となっています。
日本もこの傾向にあるが、アメリカの特に若年層はスマートフォンやタブレットなどテレビ以外の機器で映像コンテンツを視聴する習慣が主流です。
このような背景からも、アメリカにおけるSNSの重要性は理解できるでしょう。
ターゲットを明確にする
マーケティングの実施において、予めターゲットを明確にしておくことはとても重要です。
ターゲットを絞らず広くマスに向けてPRしても、結局誰にも届かないということはよくあります。
そして従来のマス広告と比べ、SNSマーケティングは詳細にターゲティングすることが可能であり、効果的に発信できる点が魅力でした。
対して、インフルエンサーマーケティングは明確なターゲティングが可能なだけでなく、より消費者にとって影響力が強く効果的です。
インフルエンサーのフォロワーがどんなユーザー層か知ることができれば、その層に合ったPRが可能です。
また、インフルエンサーの生の声は、情報が氾濫するこの世の中で信頼性が高く、消費者個人にとってより購買意欲が増します。そのため、消費者側も安心して消費行動を起こすことができます。
インフルエンサーマーケティングがアメリカで浸透しているのは、マスではなく、ターゲティングした個人消費者一人ひとりに確実に商品やブランドの認知がなされるからです。
日本とアメリカのSNS比較
日本では世代によって利用者層が異なり、若年層ではユーザー数の少ないFacebookですが、アメリカではFacebookの人気が圧倒的です。
理由としては、まずアメリカでは主要なマーケティングツールとしてFacebookが利用されているからです。
他にも、Facebookは実名登録制がルールとしてありますが、実名での自己表現にも国によっては抵抗があります。
例えば日本人は、インターネットの中と現実世界を分けておきたいという人が多く、それが匿名性のSNSが好まれる一因かもしれません。
しかし、アメリカ人は実名への抵抗が日本人よりも少なく、このような点も長年Facebookが愛される理由です。
複数のSNSを使い分ける
Facebook以外にも、アメリカ人は多くのSNSアプロケーションを自身のスマートフォンにインストールし、使い分けをしています。
例えば、私たち日本人がLINEで友人とのメッセージのやりとりをするように、アメリカ人の多くはFacebook Messengerでコミュニケーションを取ります。
他にも、動画の視聴や投稿にYouTubeを利用したり、もっと気軽に写真や動画を共有したい場合はSnapchatやInstagramを利用したりします。
アメリカのインフルエンサーたちも、一つのSNSだけでなくいくつかのSNSを駆使しながら相乗的にフォロワー数を増やしていき、影響力を高めています。
おわりに
今回はアメリカの人気インフルエンサーと、彼らを生み出すSNSの重要性についてご紹介しました。
アメリカではよりインフルエンサーの影響力が大きくなっており、今ではマーケティング手法の一つとして、多くの企業によってインフルエンサーが起用されています。
SNSやインフルエンサーという存在は身近になっていますが、これらの存在が社会に与える影響力や価値の大きさを、改めて知っておくと良いでしょう。