海外で人気のSNSアプリはどれ?それぞれの活用ポイントをご紹介
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SNSの活用は日本で盛んなのはもちろんのこと、海外には日本よりも膨大なユーザーがサービスを日常的に多用しています。
SNSとは一言で言ってもいくつかの種類があり、ユーザーによって一つのアプリに特化して利用したり、複数のアプリを併用したりと様々です。
今回は海外で人気のアプリを中心に紹介しながら、それぞれのサービスをどのように扱えば良いのかについて、海外進出を検討している方に向けてご紹介します。
海外で人気のSNSアプリまとめ
まずは、海外で人気のサービスを一つずつ確認していきましょう。どれも日本で馴染みのあるサービスが各地で利用されているため、すでに使ったことのあるものが混ざっているかもしれません。
現在、世界で最も勢いのあるSNSの一つが、Instagramです。こちらは動画や画像を自由にアップロードし、ユーザー同士で共有ができるサービスで、手軽にプロ仕様の加工を楽しめる機能が評価されています。
最大のユーザー数を持つ国はアメリカですが、多くの国に利用者を抱えており、その総数はアメリカのユーザー数を上回ります。今最もグローバルに活躍しているSNSと言えるでしょう。世界の月間ユーザー数は10億人を突破し、高い影響力を発揮しています。
参考:Hootsuite “44 Instagram Stats That Matter to Marketers in 2021”
現在、Instagramは次に紹介するFacebookに買収されたサービスであるため、Facebookとの連携にも優れているのが特徴です。
FacebookはSNSの先駆けとも呼べるサービスで、こちらも圧倒的なグローバルシェアを誇るサービスです。オフラインでの知人・友人の繋がりをオンラインでも再現するために生まれたSNSで、自由に近況を報告したり、日々のコミュニケーションを楽しむことができます。
Facebookが便利なのは、「Facebookメッセンジャー」というメッセージツールを採用している点です。Facebookアカウントを使ってテキストチャットのやりとりができ、LINE感覚で利用する人は多いです。
日々の生活に密着した機能性を持っていることもあり、月間ユーザー数は27億人に達し、圧倒的な人気を誇ります。
趣味や暇つぶしの利用としてではなく、ライフスタイルに組み込まれているSNSの影響力の大きさを感じさせられます。
Youtube
SNSという言葉が登場する前より大きな人気を誇っていたのが、Youtubeです。Youtubeはいわゆる動画共有サイトと呼ばれるサービスの一種で、ユーザーが自由に動画を投稿し、自身の作品を楽しんでもらったり、思い出を共有して不特定多数のユーザーとコミュニケーションができます。
近年はYoutube特化のクリエイターも続々と登場しており、Youtuberと呼ばれて職業としても認知されるほど、高い発信力を有しています。
また、企業が自社のWebコンテンツの一環として動画を配信する際も、便利なプラットフォームとして利用されており、ビジネス目的での使い方についても様々なアプローチが存在します。
TikTok
TikTokは2016年に中国で登場したサービスで、歴史は浅いながらも脅威的な影響力を獲得しているサービスです。
わずか数十秒のショート動画を共有できるサービスですが、派手な編集を誰でも気軽に利用できるということから、若年層を中心に大きな人気を呼びました。
ユーザーの中には多くのフォロワーを集め、インフルエンサーとして活躍している人物も多く、Youtubeなどと同様に情報発信のプラットフォームとして注目されています。
アメリカ以外の国で生まれたサービスとしては、珍しくグローバルで成功しているサービスでもあり、その点のユニークさも特徴として挙げられます。
Instagramの活用ポイント
続いて、上記で紹介したSNSの活用ポイントをご紹介します。まずはInstagramからです。
ビジュアル重視のSNS活用を意識する
Instagramの最大の特徴が、写真や動画の共有にフォーカスした設計です。テキストよりもビジュアル情報が閲覧しやすいよう設計されているため、これらのメディアを有効活用したい方にはおすすめのサービスです。
ファッションやコスメ、インテリアなど、視覚的な情報がプロモーションに有効な商品を扱う人にとって、Instagramの活用は不可欠と言えるでしょう。
テキストで伝えるよりも感覚的に訴求力を高められるため、積極的な写真のアップロードなどでフォロワーを増やしましょう。
ライブ配信機能を活用する
Instagramの比較的新しい機能の一つに、ライブ配信機能が挙げられます。これはスマホを使って、その場ですぐにストリーミング配信ができるというサービスで、誰でも気軽にライブを行えるということで、多くのユーザーから評価を得ています。
そして近年注目を集めているのが、ライブコマースの存在です。ライブコマースは、ライブ配信によって商品のプロモーションなどを行い、リアルタイムで視聴者の質問などに答えながら、販売促進を行うというものです。
中国を中心に広がっていったライブコマースは、今や日本や他の地域でも積極的に行われています。商品ジャンルもアパレルから不動産に至るまで、幅広く採用されているのが特徴です。
Instagramはそのままショッピングページに遷移できる機能も備わっているため、ライブコマースとの相性に優れている点も注目したいところです。
Facebookの活用ポイント
続いては、Facebookの運用方法についてです。
ブログ感覚での活用を意識する
Facebookは個人での利用のほか、企業がブログやホームページがわりに専用ページを設置し、フォロワーを獲得したり、情報発信を行えます。そのため、ノウハウとしてはブログ運用に近いものが有効になります。
Facebook運用においては、やはりその更新頻度が重要となります。積極的に情報発信の頻度を高め、フォロワーの増加や、既存フォロワーに対して有益な情報発信を継続しましょう。
豊富な広告機能を併用する
Facebookの特徴として、広告機能が非常に豊富である点も特徴です。未フォローのユーザーに対して、タイムライン上に広告を配信し、フォローや認知度向上を促したり、商品の販売促進を、柔軟にターゲティングしながら実施することも可能です。
Facebookはとにかく豊富なユーザー数を抱えているため、広告機能をフル活用することで高いコンバージョンを期待できます。
Youtubeの活用ポイント
続いては、Youtubeの活用ポイントです。
映像を生かしたコンテンツ投稿を心がける
Youtubeをビジネスで海外向けに運用する場合、現地に特化した映像コンテンツの作成が求められるでしょう。
YoutubeはSNSとしては特殊のサービスで、視聴者とクリエイターの隔たりが大きいとも言えます。ユーザー同士が盛んに交流するというよりも、ビデオを視聴するための人と、ビデオを届ける人の2種類が混在しています。
そのため、企業としてYoutubeを利用する際は、何かしらの情報発信を行う映像コンテンつを作り、定期的に発信していくのが有効です。
あらゆる商品や業務の映像化を試みる
Youtubeの最大の利点は、言語が通じなくても映像でプロモーションを実践できる点です。もちろん、ターゲット先のユーザーが喜ぶような映像クオリティである必要がありますが、映像さえ喜んでもらえるものであれば、言語の翻訳レベルは大きく問われません。
映像のクオリティで自社や商品を評価してもらえるため、ホームページやリスティング広告以外のアプローチでユーザーを獲得したい場合に有効です。
TikTokの活用ポイント
最後に、TikTokの活用ポイントをご紹介します。
ショート動画で簡潔に情報を伝える工夫が必要
TikTokの利点は、短い再生時間の動画で、完結に情報を伝えられる点です。長々と解説するのではなく、印象的なカットを数十秒の中に盛り込み、インパクトを残す必要があります。
イメージとしては、テレビCMに近い設計であると言えるかもしれません。Youtube広告のように、シンプルなテーマとメッセージの発信に最適なツールです。
中国向けの情報発信にも最適
TikTokは、中国で扱える数少ないグローバルなSNSの一つでもあります。中国ではネット検閲が強力に行われているため、現地で利用できるサービスは限られています。
一方のTikTokは中国発のサービスであるため、ネット検閲の影響を受けません。そのため多くの中国人ユーザーがTikTokを利用しているので、日本からでもカジュアルに情報を発信しやすい媒体でもあります。
おわりに
今回は、海外で活躍する様々なSNSをご紹介しました。どれも日本では馴染みのあるサービスばかりですが、具体的な運用方法を検討してみると、それぞれに違いが見られます。
各サービスの特徴を理解し、最適なサービスの運用を目指しましょう。